「生誕110年 佐藤太清展 水の心象」を鑑賞

花鳥風景画を確立した日本画の重鎮


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2023年6月3日

会期が4日までのところ間に合いました



佐藤太清は福知山に生まれ

上京後は長く板橋を活動の拠点に活躍された日本画家です

何度か過去にもこの板橋美術館で展覧会をやっていますが

私は初めて観ることが出来ました


「花鳥風景画」と言うジャンルがあるのでしょうか?

一つひとつの作品を観ると

迫力のある作品もあるのですが


どこかで観たような画風が時代ごとに現れて

決して天才的な画家ではないのだろうなと思いました

それにしても・・説明がなければ画風が変わりすぎて

研究者でなければ同じ画家の作品とはわからないと思います


日本画家なのに途中で抽象画にいったり

ゴッホ風があったり東山魁夷風であったり

鑑賞の仕方が不純ではありますけど

楽しめましたよ


作品の鑑賞ポイントは人それぞれなので

気に入った作品含めて評価はしませんが

唯一撮影が許された岩絵具が

その情熱の熱量を窺い知ることが出来て良い展覧会でした


せっかく紹介したのですが

既に終わってしまいました

でもこの企画展は以下の巡回展となるようです

機会があれば是非ご覧になってください


◆ 八幡浜市美術館(愛媛)
会期:2023年7月1日(土)~8月20日(日)

◆ 福知山市佐藤太清記念美術館(京都)
会期:2023年9月10日(日)~10月22日(日)



板橋では6月24日から「2023イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」が開催されます

こちらもオススメですよ


この美術館程よい大きさで展示内容も好きで

年に何度か寄らせて頂いていますが

このまえ改修が終わったばかりなのに

既に先日の大雨で雨漏りしたみたいです

床に大きなタライが置かれて雑巾が中に入っていました


美術館やホールって建築家がメンテナンスやサービス性を無視して

造ってるんでしょうね

20年保たずに取り壊しなんて話も聞きます


まぁバカチョン国や中抜きの大先輩の中国よりはマシかも知れません

それでも劣化は止まらんでしょうが

先の短い私が心配しても始まりませんね







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いつもご覧いただきありがとうございます



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